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Apr 16, 2005

安保理常任理事国

連日、中国での反日運動が報道されています。
その引き金となっているのは日本の国連常任理事国入り問題。
で、個人的覚えとしておさらい。

関連リンク
国連安全保障理事会 公式サイト
国連広報センター

第二次世界大戦後、戦勝国中心でつくられたのが国際連合(United Nations)。
この中に最重要機関として安全保障理事会(Security Council)がある。
よく「あんぽり」と呼ばれているところ。
世界の平和と安全の維持を目的として、戦争や紛争の鎮圧、災害地の救援などの活動を行う。
構成は、常任理事国の5カ国と非常任理事国の10カ国。
常任理事国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国。
非常任理事国は任期は2年で各地域から選出。
ただし連続再任できない。
日本はこれまで8回選ばれている。
常任と非常任の違いは、任期の他に拒否権があること。
意思決定は、9理事国の賛成票によるが、重要課題では常任のうち1国でも反対すれば決定できない(大国一致の原則)。
これには色々反対論もあって、現在見直しが行われている。
日本やドイツは常任理事国の拡大を支持しているが、
中国、イタリアは任期4年、再選可能な準常任理事国の創設を支持している。

ここで新しい常任理事国に立候補したのが、国連予算の2割を負担している日本。
これに対し強く反発しているのが、中国、韓国、北朝鮮。
日本の戦争責任問題がおざなりになっていることも大きいですが、アジア諸国の国内の不満が矛先をかえて日本に向いているとも思えます。
金を出すなら口を出す、という考えも分かりますが、日本が常任理事国になってもアメリカ票が増えるだけのような気が。
常任理事国が、手を出さずに金を出すと言い切れるのかも疑問。
自衛隊派遣など国内の考え方がまとまらないうちに世界に意見が主張できるのかなあ。
ともあれ、現在の常任理事国は問題あるとは思います。
60年前の戦勝国中心というのもあるし、その5カ国が核兵器を持っているというのも恐ろしい事実。
中国はアジアの代表という自負が大きいのでしょうねえ。
でも日本から900億円の援助を受け、国連には船1隻分のお金も出していないのに。
各国の思惑も複雑に絡んで非常に難しい問題です。

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