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Feb 18, 2007

藤原和博、宮台真司「よのなかのルール」

Yononakano Rule

「全く新しい社会の教科書」として注目を集めた『人生の教科書 よのなか』と『人生の教科書 ルール』を合わせて再編集した一冊。「自殺」「少年犯罪」「仕事と給料」「結婚と離婚」「クローニング」等、学校では決して教えてくれなかった知識の数々がわかりやすく書かれており、日本に「成熟した市民」を誕生させるためのバイブルである。

500ページを超える内容なので、とりあえず
第1部「大人と子どものルール」についての感想。
序章は「なぜ人を殺してはいけないのか」。
この質問に明確に答えられる大人は何人いるでしょうか。
法律があるから殺さないというのであれば、
それを恐れない人はみんな人殺しをしてしまいます。
みんな仲良し、仲間を殺すなという考えは
広く浸透しているように思われますが、
その裏を返すと、仲間のために人を殺せという考えにつながり
その結果が戦争です。
成熟した社会には「バカが伝染らないシステム」が必要と
この作者は説きます。
先生や親がこどもをちゃんとしつけなかったのが悪いのではなく、
それではバカな(教育を受けた)大人が子供に伝染るだけ。
依存型尊厳でなく自由な試行錯誤の積み重ねで得られる自尊心、
自立型尊厳に基づく教育システムの確立がこの作者の答えです。
第1章では少年犯罪の例をいくつか挙げ、
考えさせられる内容となっていますが、
第2章では法律の羅列となり雑学書みたいで多少退屈な内容。
第2部「お金と仕事のルール」はまた後日。

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