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Oct 14, 2007

荻原浩「神様からひと言」

「明日の記憶」の原作者としてその名は知っていたのですが、
この人の本を読んだのは初めてです。
書店の絶対オススメというポップに惹かれて手に取りました。

Voice From God

大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。

最初はだらだら、なかなかページを
めくる手も進まなかったのですが、
中盤から特に後半はもう続きが気になって仕方がないくらい。
どんどん話が展開していきます。
登場人物もとてもキャラが立っていて良いです。
残念なのは、少し話を詰め込みすぎてて散漫とした感もあり。

やっぱりどの会社も大変だ、
サラリーマンはつらいなあと共感しました。
でも本書の言葉を借りれば、
「会社とは狭いとこでグツグツ煮詰まってる
おでん鍋のようなもの」。
目の前の悩みが小さなものに思えてきます。

この作者はユーモアがあって、
「イン・ザ・プール」の奥田英朗に通じる所がある。
そして希望があります。
読後がとても気持ちいい。

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