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Dec 13, 2009

伊坂幸太郎「終末のフール」

Hillstown

最近、伊坂作品ばかり読んでいますが、今度は「終末のフール」を。
今回はミステリーではなく、設定を同じとした8つの短編集。

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

まるで映画”2012”が現実となったような話。
そうなったとき、人々はどう残りの人生を送るのか?
同じ団地に住むそれぞれの主役にそれぞれの生き方があります。
死が決まっているからこそ、生きなければならないと感じます。
決してハッピーエンドでないところが逆に気持ちいい。
それぞれの話は、太陽のシール、籠城のビールといったように
無理矢理とも思えるような韻を踏んでいて、
また、先に出た主役が後の話で脇役として
出てくるところがいかにも伊坂作品っぽい。
この本、連続ドラマ化されたら面白いのでは。
さて、
最後の最後、地球の終わりにすることは何でしょうか?
正解はレンタルビデオの延滞料金を回収にいく事。

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