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Jul 26, 2010

湊かなえ「告白」

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映画の評判がよく、その原作ということで店頭で手にとる。
まずは先生が告白し、続いてクラスの友達、
というふうに語り手が変わっていく。
どんどん続きが気になって一気に読んたが、
なんだろう、この後味の悪さは。
報道されるセンセーショナルな事件の裏には
私たちが知らないような理由や物語があって
それをみたいが故にページをめくる手が早まるのか。
でもこの復讐劇とそれに関わる人物の思惑の違いは
皆が性善説ではなく性悪説に立っていて救いようがない。
よく構成が練られた作品で関心する。
ただ一点、牛乳パックとHIVの件は
すぐに異を感じて自分の中で冷めてしまった。
次は爽やかな小説を読みたい。

愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。

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