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Aug 22, 2011

カーサ2011年9月号、スウェーデンのエコタウン

Casaと言う雑誌の
「ニッポン再生の参考書。」という特集号を読む。
多くの建築家等の方々が今できることを提案している。
その中で気になったのが、
スウェーデンのエコタウンの紹介記事。

casa.jpg

ストックホルムの郊外の町、
ハンマルビー・ショースタッド。
Hammarby Sjöstad ウェブサイト
工業地区の汚染や荒廃からの地域再生のために
オリンピックを誘致し、2004年に失敗。
そこから、
エコタウンとして街全体の設計を始める。
化石燃料に頼らず、
公共交通の整備、ゴミや下水の再利用を行い、
バイオ燃料など使用燃料の50%を
地域内で生産することを目指す。

2015年までの目標
・1990 年代前半の住宅地区と比較して、
 ハンマルビー・ショースタッド地区から排出される
 物質の環境負荷を50%低下させる。
交通・移動
・全移動の80%は公共移動手段によるものとする
・うち25%は電気・バイオ燃料自動車によるものとする
エネルギー
・建物のエネルギー消費50kWh/m2
・100%再生可能エネルギーの使用
・80%は廃棄物に由来するエネルギー
・汚泥よりバイオガスの回収
・住民による廃棄物と排水はすべてリサイクルし、
 再生エネルギーとして地区に還元
上水
・一人当たりの水使用量50%削減
廃棄物+排水
・ 埋め立てごみ廃棄場に送られる廃棄物量の90%削減
・ 総廃棄物量の40%削減
・ 廃棄物・排水中の窒化物を50%、水を50%、
 リンを約95%回収し、再利用する
都市
・25,000人を収める10,000戸の住居が整備
プロジェクトの総額は45億ユーロ。

狭い住宅事情など、日本と共通する部分も多い反面、
わずか15年で街全体が
エコタウンとして再生したことに驚く。

hammarbysjostad.jpg

スウェーデンと言ってイメージするのは、福祉国家。
民主党が掲げた
経済成長と財政と社会保障を一体として強くする
唯一の成功例である。
一方で、国民は高い税金に苦しむとも聞く。
もう少し、スウェーデンについて調べてみたい気がする。

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Comments

15年でエコタウンとして再生ですか。
すばらしいですね。
そっくりそのままっていうわけにはいかないでしょうが、
日本でもぜひ取り組んでみたいものですね。

Posted by: ともり | Aug 26, 2011 at 10:46 PM

ともりさん>
ですよね、エコタウンいいですよね。
日本もトライしてもいいと思います。

Posted by: やすなり | Aug 29, 2011 at 07:16 PM

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