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Aug 04, 2011

万城目学「プリンセス・トヨトミ」

princesstoyotomi.jpg

映画化されて話題となったのと、
この人の本は面白いと聞いていたので購入。
実際、面白かったです。

東京から大阪へ、税金の無駄遣いをしていないか
調査すべくやってきた会計監査院の3人。
一方、大阪の商店街に住む、
お好み焼き屋の中学生の息子は女の子になりたくて、
それを守ろうとする幼なじみの女の子。

前半はそれぞれの話がずっと続くのですが、
後半で2つがだんだんリンクしてきます。
そうなってくると、どんどん話が展開していき、
ページをめくるのも早くなっていきます。
そして、
5月末日、大阪が全停止してしまいます!
松平と真田の対峙は、どうしても
堤真一と中井貴一を思い浮かべてしまいます。
前半はもっと端折って、
最後にもうひとひねり欲しかったかも。

結局のところ、
この話は父と息子の物語なんですね。
でも、お母ちゃんは何でも知ってる。

東京から来た会計監査院の3人は
松平=徳川家康、鳥居=家康の家臣、
旭=朝日姫、家康の正室。
一方の大阪国側は
真田=真田信繁(真田幸村)はもちろん、
長宗我部、蜂須賀、宇喜多、浅野などなど
出てくるのは豊臣の家臣ばかり。
さらには橋場茶子が羽柴、茶々と読める所がミソです。
登場人物の名前だけでも楽しめます。

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Comments

この人の作品、おもしろいですよね。
よくこんな発想できるなあと感心します。
プリンセストヨトミはずいぶん前に図書館で予約しましたがなっかなか順番がまわってきません。
まあ今年中にはまわってくるかなーと思いますが。
楽しみです。

Posted by: ともり | Aug 05, 2011 at 08:20 PM

ともりさん>
他の作品も面白そうなので読んでみたいです。
この本も次回お会いしたときに。

Posted by: やすなり | Aug 06, 2011 at 09:53 AM

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