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Sep 15, 2012

湊かなえ「往復書簡」

この人の本を読むのは「告白」に続いて2冊目。

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往復書簡で綴られる短篇集。

「十年後の卒業文集」
高校の同級生同士の結婚式の後、
不在だった一人について、
手紙のやり取りで明かされていく真実。

「二十年後の宿題」
男性教師のもとに、小学校の時の先生からの手紙。
恩師が20年前に担任した生徒6人の現状を調べて欲しいと。
一人ひとりに会っていくと、先生の過去の事件が明らかに。

「十五年後の補習」「一年後の連絡網」
2年間の国際ボランティアに行った彼氏と彼女の手紙のやり取り。
15年前の事件について、触れざるを得ない状況に。

正直、「告白」を読んだ時ほどのインパクトはないですが、
この人の本は、読みやすく、面白いです。
どの話も最後にどんでん返しがありますが、
読後が嫌な気分になるものではありませんでした。
上記2作目が「北のカナリア」という映画の原案だそうで、
「文庫化によせて」と題して、文庫巻末に
主演・吉永小百合さんのインタビューがあります。
そこで知ったのですが、
作者は元教師だそうで、なるほど、と。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おもしろそうですねー!
タイトルのつけかたもさすが。

Posted by: ともり | Sep 25, 2012 at 12:10 AM

ともりさん>
この本は意外と読後感が良かったですよ。
そういえば、
道尾秀介の本の中でも意外と読後感が良かったのでが「光の箱」で
それを含んだ「ノエル」という本が出たそうで読んでみたい。

Posted by: やすなり | Sep 29, 2012 at 09:30 PM

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