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Mar 10, 2013

伊坂幸太郎「あるキング」

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これまので伊坂作品とは違って、
伏線なんかもなくて、どんでん返しもなくて、
どちらかと言えば暗い話かも。
孤独な天才野球選手が生まれてから引退するまで、
ただひたすら、ボールがくれば、見送って、
ストライクがくれば、バットを振って本塁打を打つ、という話。
伝記のように、だれかがどこからか、彼を見ているように話をする。
文庫化にあたり、加筆され、
シークスピアの「マクベス」との繋がりをわかりやすくしたらしい。
フェアはファウル、ファウルはフェア。
9回ツーアウトで自分の打順が回り、
次の天才打者に繋げることが出来るか、
という場面が2度ほど出てくる。
この物語は、繋がりを書いた話とも思える。
フェアだ!走れ!我を張れ!
監督の引退の言葉、その一言もよかった。

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Comments

暗いんだー。
なんとなく食指が動かずまだ読んでいませんでした。
でも気にはなるのよねー(笑)

Posted by: ともり | Mar 24, 2013 at 03:23 PM

ともりさん>
野球好きじゃないと面白くない、という批評もみます。
でも、こんな伊坂作品があってもいいと思います。

Posted by: やすなり | Mar 24, 2013 at 10:48 PM

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