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Apr 07, 2013

秦建日子「愛娘にさよならを」

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アンフェア、雪平夏見シリーズ第四弾。
物語は雪平が銃で撃たれる前作のラストシーンから始まる。
前作を読み終わった時から、続きが気になって、
でも文庫になるまで時間がかかった。
「ひとごろし、がんばって」と書かれた幼い子供からの手紙を胸に
惨殺を行う中年男性、クレーマー老人、金髪のロッカー・・・
もう一つの話の軸が、雪平と愛娘・美央との関係。
愛娘のために刑事をやめることができるのか、
もう二度と引き金を引くことはないのか。
解説にあるように、作品に触れている間は退屈させない
という作者の美学が貫かれていて、一気に最後まで読むことができる。
でも、最後の、地面がぐにゃりと波を打った、はよく分からん。
震災のときに書いていたのはよく分かりますが。
それに、東京ドリームランドの人気者、
ミッティー・ラビットってそのまま過ぎるのでは。
とにかく、なんだか続きそうなので次も楽しみ。

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