村上春樹、カタルーニャ国際賞スピーチ
村上春樹さんがカタルーニャ国際賞の授賞式で行ったスピーチ。
日本語で喋るところを、実はあまり見たことがないような気がします。
集合的責任の取り方、ですか。
難しい問題です。
結果論と言われようとも、
今があらためて真剣に考える時であることは確かだと思います。
日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。技術力を結集し、持てる英知を結集し、社会資本を注ぎ込み、原発に代わる有効なエネルギー開発を国家レベルで追求すべきだった。それが、広島、長崎の犠牲者に対する、集合的責任の取り方となったはずだ。
村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(毎日新聞)
国内を見ていると、
今後のエネルギー政策はどこに向かうのか、
まったくもってよく分かりません。
でも、海外に目を向けると、
欧州船主が代替エネルギー需要を見込んで
韓国造船所にLNG船をどんどん発注しています。
そのサイズを見ると、
どこの国を対象としているのか分かります。
中の人より外の人のほうが先を見通している感じ。